はじめに

abrdn(アバディーン)は、身体的機能や年齢、テクノロジーにかかわりなくすべての方にとって使いやすいウェブサイトやデジタルサービスを提供するべきだと考えています。

これは永続的な、または一時的な障がい、視覚や聴覚、認知能力、運動機能が低下している方やこれらの障がいを持つ方を含めて、すべてのお客様とクライアントに利用いただけるウェブサイトやデジタルサービスの提供を意味します。

abrdnはウェブサイトとデジタルサービスを改善し、またアクセシビリティとユーザービリティを向上させることで、すべての方の期待に確実に応えるべく継続的に取り組んでいます。

国際アクセシビリティ基準

ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)は、ワールド・ワイド・ウェブの主要な国際基準組織です。W3CのWeb Accessibility Initiative(WAI)は、技術規格やガイドライン、技術、アクセシビリティソリューションを説明するサポートリソースを開発しています。

abrdnはウェブサイトとデジタルサービスに期待される技術的条件を確実に満たすため、W3Cのウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG 2.1)を導入しています。

abrdnの約束

abrdnは可能な限り幅広い対象者にアクセシブルでインクルーシブなウェブサイトを構築するため、継続な取り組みを行っています。

abrdnの目標は、WCAG 2.1への完全なAAレベルでの準拠です。

WCAGの導入と遵守を通じて、すべてのユーザーが認識、理解、操作できる、堅牢なウェブコンテンツとユーザーインターフェースの構築を目指します。

具体的には、次の取り組みを実施しています。

  • ウェブサイトのテキストを可能な限り簡潔にし、把握できるようにする。
  • 画像、イラスト、図などの目的を伝えるために、テキスト代替(代替テキスト)を使用する。
  • 十分な色彩コントラストを用いて読みやすさを向上させるとともに、情報伝達を色彩の使用だけに依存しない。
  • インタラクティブな要素を見つけやすく、使いやすくする。
  • ナビゲーションメニューを明確にして一貫性を持たせ、また音声認識ソフトで操作できる。
  • スクリーンリーダーを使用して、ウェブサイトのほとんどのコンテンツを聞き取れる。
  • ページコンテンツのスケールが最大で300%の拡大に対応し、拡大時にテキストが画面の外に出ない。
  • マルチメディアコンテンツには書き起こしや字幕を付ける。
  • 手順の説明やガイダンス、送信内容へのフィードバック、エラーメッセージは明確で分かりやすいものにする。

準拠の方法

abrdnはアクセシブルかつインクルーシブなコンポーネント、スタイル、一般的なデザインパターンのライブラリであるデジタルデザインシステムを開発しており、今後も継続的な改良を予定しています。

このシステムを使うと、あらゆる新規開発において、立ち上げと同時にアクセシブルなウェブサイトやデジタルサービスの構築を行うことができます。

またabrdnは、サービスの継続的な検証と評価も重視しています。具体的には、次の方法によって実施しています。

  • 自動のチェッカーツールを用いてアクセシビリティ監査を実施する。
  • アクセシビリティ専門家による手動の評価を実施する。
  • 多様な身体的機能条件を備えた人材によるユーザーテストを実行する。

アクセシビリティ分野におけるabrdnの位置付け

abrdnはすべての方にとって可能な限り使いやすく、アクセシブルなウェブサイト作りを目指していますが、中にはアクセシビリティが期待する水準を満たさない領域もあります。そのような領域についても、時間をかけて改善を行う予定です。

abrdnのウェブサイトとデジタルサービスのうち、アクセシビリティが完全ではない可能性のある領域として、次の範囲があります。

  • PDF形式の文書は、スクリーンリーダーソフトウェアを使っても完全なアクセシビリティが確保されません。
  • 代替テキストによる説明が付いていない画像があります。
  • 一部に、色彩コントラストが不十分な文書があります。
  • キーボードのみを使用する場合、またはスクリーンリーダーを使用する場合、abrdnのウェブサイト、プラットフォーム、オンラインフォームの一部の領域を完全には操作できない可能性があります。

アクセシビリティに関する今後の計画

abrdnはアクセシビリティの重要性を理解しており、すべての方にインクルーシブで使いやすいデジタルサービスを提供しています。

アクセシビリティは絶えず進化しています。abrdnもデジタルサービスやお客様のニーズの継続的な変化を考慮し、同じペースで進化する必要があります。その実践のための計画は、次の通りです。

  • abrdnは、オンラインで提供する新規および既存の製品とサービスの開発に際して、アクセシビリティは平等な要件であるとみなします。
  • abrdnは、アクセシブルでインクルーシブ、またユーザービリティにすぐれたデジタルサービスを提供するため、自社のデザインシステムの継続的な進化と開発に取り組みます。
  • 多様な対象者によるユーザーテストを継続的に実施し、あらゆる身体機能条件、年齢、属性を確実に考慮します。
  • スタッフへのコミュニケーションと教育を通じて、アクセシビリティの認知と経験の向上を図ります。

アクセシビリティツールと付加的サポート

お客様に身体的機能の低下や障がいがある場合、次の情報が役に立つことがあるほか、abrdnのウェブサイトやデジタルサービスのユーザビリティを高めるデバイスやウェブブラウザーの設定調整に役立つことがあります。

abrdnのリソース

お客様から弊社へのお問い合わせや連絡、および、弊社からお客様へのお問い合わせやご連絡をサポートするため、abrdnは次の手段に対応しています。

  • 拡大印刷
  • 点字
  • Relay UK(旧Next Generation Text)

聴覚障がいと発話障がい

Relay UK(旧Next Generation Text)から弊社にお問い合わせいただくことが可能です。このサービスを利用するには、Relay UKのウェブサイトにアクセスして、お使いのコンピューターやノートPC、タブレット、アンドロイドスマートフォンにアプリをダウンロードしてください。手順については、Relay UKのウェブサイトをご覧ください。

視覚障がい

abrdnは、お客様がご自身の代わりとなる手話通訳士(SLI)を利用して通話される電話もお受けしています。その場合、手話通訳士の方の氏名または認定番号をお尋ねし、NRCPDのウェブサイトを使用して登録の確認を行います。氏名または認定番号が有効で、登録済みであることを確認できる場合は、手話通訳士を介しての通話や面談を継続し、お客様の指示を承ることができます。

サードパーティのリソース

AbilityNetは、身体的機能の低下や障がいがある方を対象に、デバイスの利便性向上のためのアドバイスを行っています。AbilityNetは英国の慈善団体であり、あらゆる障がい、年齢の個人があらゆる種類のデジタルテクノロジーを使えるよう、グローバルな視座に立つオンラインリソースを提供しています。

デバイスを使いやすくするためのシンプルな「ハウツー」ガイドがAbilityNetによって作成されています。

ウェブブラウザーサポート

最も一般的なウェブブラウザーで提供される固有のアクセシビリティサポートについて詳しくは、こちらのリンクをご確認ください。

サポートまたはお問い合わせ

当社のウェブサイトがすべてのお客様にご利用いただけるようになっていることは、当社にとって非常に重要です。当社のウェブサイトの使用中に問題が発生した場合、またはアクセシビリティに関するご質問がある場合は、次の宛先まで電子メールでお問い合わせください: Globaluxteam@abrdn.com